傍若無人な探偵・四里川陣に命じられて、助手の四ッ谷礼子は雪山に建つホテルへ殺人事件の調査に赴く。
彼女を待ち受けていたのは、密室から消えた死体の謎だった。カードキーでロックされ、
しかも衆人環視下に置かれた密室状況は、なぜつくられたのか?遊び心あふれる論理の背後に、
周到に張り巡らされた伏線の数々。『大きな森の小さな密室』の著者が贈る、会心の本格ミステリ。
殺人なのか事故なのか、はたまた自殺なのか、死体の謎は分からぬまま。
しかし、その現場には密室が存在していた。
被害者は三人の監視の中、どうやって部屋から出たのか?
そして、これは殺人なのか?
名探偵四里川陣とその助手・四ッ谷礼子が挑む。
元々は角川ホラー文庫で刊行されていた本作。
なんでホラー文庫なんだろうか?と思っていたのですが、最後の最後、
「探偵」の謎解きでその謎は明かされました。
というか、この謎は全くわからない。どう考えればいいのか、全くわかりません。
だれか解説を(苦笑
どんでん返しとか、そんな事ではなく、もやもやばかりが残る
読了となってしまいました。
【関連する記事】