まずはAmazonさんの紹介ページから。
星城大学の研究者早乙女静香は宮田六郎と京都へ旅することになり、
かねて興味を抱いていた崇徳院について調べようとする。
その矢先、宮田の知人である京都在住のジャーナリストが失踪、
静香を敵視していた歴史学者が遺体となって崇徳院ゆかりの白峯神宮で見つかるなど、
二人と接点を持つ人物が奇禍に遭う。そして知り合ったばかりの社長令嬢も……。
警察に疑惑の目を向けられながら事件を解明すべく奔走する宮田と静香。
歴史上の謎に通じるその真相とは?
「新・世界の七不思議」と「新・日本の七不思議」の間を繋ぐ物語。
なぜ「新・日本の七不思議」で宮田と静香が一緒に旅行しているのかの
謎が解けます。
物語そのものは、やはりこれまでの短編集の方が俄然面白いです。
シリーズ的には宮田&早乙女静香ですが、
内容は早乙女静香、東川桜子、翁ひとみの「アルキ女(メ)デス」
シリーズに近いですね。
歴史の謎や事象に似通った事件が発生し、それを解決するという流れ。
やはりこのシリーズは<スリーバレー>での、松永を含めたやりとりが
一番おもしろい。
次作はぜひ再び<スリーバレー>を舞台で。
2016年08月20日
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