まずはAmazonさんの紹介ページから。
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―
正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。
村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!
どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス。
「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続く、根津&千晶シリーズ第3弾。
「ノンストップ・ミステリー」と紹介されている場合もあるようですが、
表紙裏面紹介文の「ノンストップ・サスペンス」が正しい。
本書の「女神」が誰なのかは、読み慣れている人ならすぐわかるでしょう。
真犯人は難しいでしょうが(苦笑
本書登場人物では脇坂竜美の友人の波川省吾がMVP。
彼の判断は法学部云々だけではとても説明できない。
十分探偵役もできます。
根津&千晶の活躍はさほど描かれませんが、
おそらくラストシーンがお二人の最大の見せ場にして、
もしかしたら、三部作完結の意味も含んでいるのかな、と思いました。
Amazonレビューは結構低いのですが、
このシリーズは元々ミステリではなく、サスペンスなのではないかと。
気楽に読める、というと語弊がありますが、
そういうシリーズ、だと思って読んでましたね。
2016年12月18日
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