2018年07月14日

別れ、のち晴れ

まずはAmazonさんの紹介ページから。

最近、父親の様子がおかしいと高校生の宏枝はあやしんでいた。
別れた母と年に一度「離婚記念日」と称して会っているのだが、その日が近いからなのか? 
それとも仕事のトラブル? 宏枝は顔色を読むことにかけては天才なのだ。
一方、弟の朋哉も母親が落ち込んでいると連絡してきた。調べてみる必要がある? 
子たちは親を想い、親は子を想う。家族の再生を描く珠玉のホームドラマ!


殺人事件は起こりません。そして登場人物に一人も悪人は居ません。
それでもちょっとした日常、誰にでも起こりうることを、
こうして物語にできるのはさすが赤川御大。

強いて言えば、宏枝と朋哉が実に逞しいことでしょうか。
「子子家庭」シリーズまではいきませんが、本作のこの二人も負けてません。

そして彼らは江梨や市川との「出会い」を通じて、大人だけが持つ葛藤や苦しさを
学んでいきます。

徳間文庫にはこれからも復刊を望みます!


別れ、のち晴れ (徳間文庫 あ 1-100)

別れ、のち晴れ (徳間文庫 あ 1-100)

  • 作者: 赤川次郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/07/06
  • メディア: 文庫



別れ、のち晴れ (徳間文庫)

別れ、のち晴れ (徳間文庫)

  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/07/06
  • メディア: Kindle版
posted by コースケ at 17:50| Comment(4) | 赤川次郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじドラ様、nice!ありがとうございます~
Posted by コースケ at 2018年07月18日 20:54
@ミックさま、nice!ありがとうございます!
Posted by コースケ at 2018年07月18日 20:55
31さま、nice!ありがとうございますm(_ _)m
Posted by コースケ at 2018年07月18日 20:56
鉄腕原子さま、nice!ありがとうございます~
Posted by コースケ at 2018年07月18日 20:57
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