意外と、というか毎年12月に怒涛の更新を見せるのは、
この記事を書くためかもしれません(笑
『六人の嘘つきな大学生』
とにかく素晴らしい構成でした。
彼らの「嘘」とは何か。フーダニット、ホワイダニットも入れつつ、
見事にタイトルから二重に読者を騙した傑作。
『死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#2 告発(accusation)
十和田湖・夏の日の悲劇』
十和田湖での転落事故という1つの構図を、
最後に逆転させる素晴らしい傑作。
中町信先生の作品は創元推理文庫、そして徳間文庫などで
手に取ることができるのでぜひ。

死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#2 告発(accusation) 十和田湖・夏の日の悲劇 (徳間文庫)
- 作者: 中町信
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2022/12/08
- メディア: 文庫
『Y駅発深夜バス』
名短編ここにあり。「猫矢来」は論理のアクロバットの傑作でしょう。
『Yの悲劇』『ママは何でも知っている』
もはや古典的名著ですが、初読というのが恥ずかしいです。
決して今読んでも色あせない、それぞれが今のミステリの先駆的作品であり、
本格、新本格、ミステリを愛する方へはぜひ読んでほしい作品。
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- 価格: 1,056 円
来年もよいミステリに出会えることを祈念しつつ。
来年もよろしくお願いします。
今年もよろしくお願いします。