特集は2000年代クォータリー・ベスト本格ミステリ・ランキング発表!
ベテランから新勢力までしのぎを削った激動の25年から読み巧者が厳選!
二大インタビューは青崎有吾、潮谷験。最新ランキングも大注目!
櫻田智也さんの『六色の蛹』、阿津川辰海さんの『黄土館の殺人』が
『このミス』よりランキングが高いのが、『本格』と冠する書の特徴でしょうか。
『彼女が探偵でなければ』は、おそらく発売時期が早ければ、
確実にもっと上だったでしょうね。
『このミス』に比して、2024年のミステリゲーム、復刊ミステリ2024など、
毎回読みたい特集が多いので、こっちの方が好きなんですよね。
後者の復刊ミステリ2024は、そう、トクマの特選!が止まってしまったのです・・・
梶龍雄や中町信さんの刊行作品はどうなるのかなあ。残念すぎる。
ミステリ演劇特集をみると、本当に色々なミステリが舞台でされてるんだなあと。
「かまいたちの夜」はかなり観たかった。
その一方、映像本格はあまり興味がないんですよね(笑
『十角館の殺人』を映像化したのはすごいとは思うけども、
どうもキャストとかそういうのがねえ。原作改変も多いし。
といった懸念(思い込み)からほぼみてません。
2000年代クオータリー本格ベストランキングというのは、流石『本格ベスト』。
でもこれは難しいでしょうね。5に絞れは無理難題。
ところで、もう使用されているのかもしれませんが、いわゆる「新本格」以降、
今のミステリ界隈は「新本格」とは言いませんよね。
「本格」でいいのかなあ。何か新たな言葉があるのか、うーん。
いずれにせよ、ベスト20の作品の大半は間違いなく文庫化して読む予定です。
しかし積読が増えてきて、だんだん危ない状況に・・・(苦笑
まあうれしい悲鳴ですね。焚書になっちゃ困りますから。
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