幽霊に会えるバスツアーが戻って来た!
バスツアーに添乗するたびに、謎と怪奇に遭遇! 幽霊と呪いにめっぽう強く、正義感あふれる人情家――
“霊感バスガイド”町田藍が大活躍。人気のユーモア・ホラー・ミステリー第2弾。(解説/新保博久)
こちらのシリーズ、文庫本化したものは全て購入しているのですが、
積読本が増えすぎて、中々こちらは読み進まず(苦笑)
「1/24秒の悪魔」は、最後に明かされるフィルムの内容が恐怖ですね。
幽霊である信子さんが、時折土蔵に出てくれるのを「退屈しのぎになるわ」と承諾するのは、さすが赤川先生。
すずめバスとしては、鉄板を手に入れることになりましたね(笑
「奈落は今日も雪が降る」でも、町田藍は幽霊の矢田とたまに出てくれと交渉し、締結しています(笑)
いや、見事な営業活動。
「迷子になった弾丸」、よくこんな奇想天外な話を書けるなとまず驚きました。
弾丸が迷子(時空を超えた理由)は一切書かれず、過去の罪の清算のためなのでしょうか。
表題作は、現代社会とは思えない内容の話ですね。
村の人々は因果応報でしょう。
「予告編の人生」は、最後のハッピーエンドが赤川先生らしい。
次作以降も楽しみです。

その女の名は魔女 怪異名所巡り 2 (集英社文庫) - 赤川 次郎
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